ブログを続けるには
ブログを続けるにはブログを書くことに対してモチベーションが必要となってきます。
このモチベーションとはやる気のことです。
やる気を維持することは気持ちだけではどうしようもできません。
そこで、気持ちという精神論ではなく、行動によるやる気の出し方についてまとめてみました。
やる気が出るメカニズム
やる気はどうやったら出るのでしょうか。
やる気は出そうと思って出るものではありません。
やる気が出る原理はたった一つです。
それは何かというと、
一番苦痛が小さい行動であることです。
楽しいことは進んでやりますよね。
面白いこと、興味があること、わくわくすることは自ら進んで行うことができます。
しかし、以前は楽しくてやる気があったことや、やらなければならないことは楽しくありません。
このような楽しくない・楽しくなくなってしまったことはどう取り組んでいけばよいでしょうか。
楽しさを見つける
よく聞きますよね。
やらなければならないことに楽しさを見い出す。
確かに重要ですよね。
楽しくないことに楽しさを見い出せたらそれは楽しいことになりますもんね。
でも難しいです。
なぜなら楽しくないことに楽しさを見つけ出せたらそれは楽しくない事ではないからです。
楽しいことが見つけ出せないからこそ楽しくないのです。
もちろん楽しさを見い出すことは間違っているわけではなく、自分が気付いていない楽しさを発見したり、自分で楽しさを作り出していければそれはきっと良い事でしょう。
しかしここではこれ以外の解決法を提案します。
自由を制限する
自由を制限するとはどういう意味でしょうか。
自由はあればあるほど良いと思いますよね。
しかし自由は自分の行動からやる気を奪います。
なぜなら自由は自分に多くの選択肢を与えるからです。
多くの選択肢には苦痛の小さいことが多く含まれています。
最初に述べた通りやる気は苦痛が一番小さいことに対して生じるものであるため、苦痛がより小さい行動をとることができる状態であると、苦痛の大きいやらなければならないことへのモチベーションは低下します。
では具体的にどうすればよいのでしょうか。
外へ行く
外へ行くと自由は大きく制限されます。
外でごろごろ転がっていることができるでしょうか。
周りの目があることで自由が制限され、やらなければならないことの苦痛が相対的に小さくなるのです。
そのためマックやスタバで勉強したり仕事したりする人が多いのはこういう理由なのです。
周りにMacBookを使って仕事しているかっこいい自分を見せつけたいという思いもあるかもしれませんが、主な理由としては自分の行動に付随する苦痛を制御することにあるのです。
苦痛はやる気に反比例します。
そして苦痛はエネルギーに相当し、エネルギーが一番低いところへやる気は流れ込んでいくのです。
他に苦痛を用意する
上記で苦痛には相対性があり、やる気は苦痛の小さいところへ流れ込むと言いました。
外へ行って環境を変え、自由を制限することで小さい苦痛の行為も制限するということでした。
やらなければならないことの苦痛を相対的に低下させる方法にはもう一つあります。
それがより大きい苦痛を伴う行動を用意することです。
これによってやらなくてはならないことが増えますが、もともとあったやらなければならないことに取り組みやすくなります。
簡単に言えばテスト前に掃除をしたくなるあの現象ですよね。
あれはテスト勉強をするのが苦痛であるために普段はしない掃除をしてしまうのです。
普段は掃除より遊ぶという苦痛が小さい行動が存在するために掃除にやる気が出ることはありません。
これを応用してやらなければならないことへのモチベーションを向上させるのです。
そのより大きな苦痛は何でも構いません。
例えば資格の受験を申し込んでおくということが挙げられます。
申し込んでしまえばお金がかかるためにその勉強をしなければなりません。
すると既存のやらなければならないことよりその苦痛が大きければ、資格の勉強をやる前にそっちをやろうと思いやすくなります。
結果的にどちらもやらなければなりませんが、本来の目的を達成することができます。
まとめ
ブログを続けるには、ブログを書くということの苦痛を減らしてあげればよいということがわかりました。その苦痛は絶対的に減らす必要はなくて、相対的でよいのです。
すなわちブログを書くという行為以外の行為を変えればよいということです。
心理的なリアクタンスを減らして、一緒にブログを続けていきましょう。